天橋立は京都に来たら是非行ってほしい場所だと中坊進二は勧めます
嵯峨嵐山から次は天橋立を中坊進二さんは案内してくれました。
天橋立は京都市から北にあり、市内からは特急電車で2時間ほどです。
一旦京都駅に戻り、始発の特急まいづるに乗って天橋立に向かいました。
中坊進二さんは子供の頃、両親や親戚を一緒に京都駅から電車で
天橋立に行ったことがあるそうなので、今回も電車で向かったわけです。
ただし、当時より電車の利用は便利になりました。
京都駅からの車中で天橋立について中坊進二さんはいろいろ話してくれます。
まず、天橋立は日本三景の一つで有名であること、
また平安時代に様々な歌人によって百人一首で詠まれた地名でも知られています。
ただ、京都市からはアクセスがややしにくい場所にあります。
それでも行って後悔することはないと中坊進二さんは言います。
天橋立の前についてこれを見たときは、
あまりの絶景に感激をしたのを今でも鮮明に覚えています。
京都の隠れた観光名所だと、中坊進二さんは言っていましたが、その通りの印象です。
天橋立の周辺をお伝えしますと、廻旋橋と言って、
天橋立の大きい橋立と小さい橋立を結ぶもので、橋の中央部分が90度の回転する可動橋です。
京都でもここでしか見られないと中坊進二さんは語ります。
おしまいに天橋立の事情についてですが、当時と今では少々変わってきたようです。
というのは、近年天橋立は砂州の浸食により、縮小の危機にあります。
これは環境の、特に地球温暖化がその一因になっているのではないかと言われています。
今後は環境保護の観点から天橋立を守る活動が出てくるかもしれません。
そうなるとこれまでのように気軽に天橋立をみることができなくなるかもしれませんが、
温故知新、古いものは大切にしてこれから見る人のために
保全することは大事になってくることでしょう。