中坊進二が解説する祇園祭


日本各地には様々なお祭りがあります。
つい最近から始められたものから数百年前から行われている
歴史あるものまで、数多くあります。
京都にある様々なお寺や神社巡りを趣味とする中坊進二氏曰く、
祇園祭は京都はもちろん、日本を代表するお祭りだそうです。

祇園祭は毎年7月いっぱい行われる長い祭りとしても有名で、
京都では上賀茂神社・下鴨神社の葵祭と
平安神宮の時代祭と合わせて「京都三大祭」
全国規模では大阪の天神祭と東京の神田祭と合わせて
「日本三大祭り」など数々の三大祭のひとつに挙げられます。

その中でも前祭7月14日〜16日・後祭7月21〜23日に行われる「宵山」、
前祭7月17日・後祭7月24日の「山鉾巡行」、
7月17日の「神輿渡御」が特に賑わうと言われているとのことです。
特に宵山、宵々山、宵々々山には旧家や老舗にて伝来の屏風などの
宝物の披露も行われるため「屏風祭」と言われ、
山鉾巡行ではさまざまな美術工芸品で装飾された
重要有形民俗文化財の山鉾が公道を巡るため
「動く美術館」という異名もあると中坊進二氏は教えてくれました。

この祇園祭の時は他の日本三大祭りや全国規模のイベントの時と同じく、
京都中のホテルが満室になることもあると中坊進二氏は言います。
そのため、数か月前からホテルの予約をしておかなければ、
泊りがけでの見物は無理だそうです。

祇園祭に行く際は、中坊進二氏の忠告通りに
事前に宿泊するホテルを抑えてからの方がいいかもしれません。