中坊進二と歩いた京都の祇園の街について


「祇園精舎の鐘の声・・・(略)」は平家没落を
琵琶法師が唄ったものとして有名ではないでしょうか。
中学・高校の国語(古典)の教科書にて多くの方が学んだと思います。
さて「祇園精舎」は、本来はインドのお釈迦さまのお寺を指す言葉なのですが、
多くの方が京都の祇園と勘違いしているかもしれません。
平家の舞台が京都ですので、それゆえ間違ってしまうのかもしれません。
私も最初はそう思っており、そこのことについて中坊進二に怒られた背景がありました。
そんなこともありましたが、仕事で祇園に行く機会がありましたので、
今回はそのことについて書きたいと思います。

祇園は京都市の四条の東にあり、祇園四条駅を降りて直ぐにあります。
街並の風景は江戸文化を再現しており、
この地区の一部は重要伝統建物保存地区に指定されているそうです。
時代劇の舞台のように、古い建物や木造の橋、
そして街に流れる小さな川が何とも言えない趣です。
また、祇園は京都有数の遊郭であり、多くの舞妓さんが街を歩いています。
なお、遊郭と記述しましたが、江戸時代のような娼婦的な施設ではなく、
芸の伝統のみを楽しむ施設になります。
ただ、遊郭なだけはあり、現代でいう高級スナックが多い街でもありました。
予算的にちょっと気軽に行ける場所ではありませんね。

もちろん、料亭以外にも軽食屋などのお店はあります。
時代劇でよく登場する団子屋なども数多く祇園の街にありました。
団子屋のメニューも割と近代的にバージョンアップされており、
中坊進二は色々な果実が詰まった抹茶パフェを注文していました。

今回は仕事なのであまり祇園の街を散策できませんでしたが、
時間があればまた今度中坊進二と一緒に祇園の街を歩きたいと思っています。