中坊進二氏が語る実生活の数学の有用性について
数学ほど実生活で役に立たないものはないと中坊進二氏は言います。
私も大体同意見だが、探せばきっと数学が
実生活の中で役に立つものがあると私は考えます。
中坊進二氏に限らず、彼と同意見の方は過半数を占めるかと思います。
事実、買い物でも引き算ぐらいしか活用したことがありません。
三角関数などは、距離を求める時に使えると、
習った時に教師に言われたものの、
そもそも距離を求める機会も場所も
私の経験上一度たりとも発生したことはありません。
街も自然も結構デコボコしており、遮蔽物が多いからです。
掛け算や割り算を使う機会はあるかもしれないが、残念ながらそれは算数です。
それと3年生と4年生に習うものです。
5年生で習った台形の面積の求め方すら、実生活で使った試しがありません。
一番使いそうなのは距離と速さと時間の関係かもしれません。
しかし残念だが、それも6年生の算数で習ってしまいました。
中学になって二次関数を習いましたが、
これは果たしてどこで使えばいいのだろうかと、
中坊進二氏も悶々と悩んでいます。
色々と調べてみた要約使いそうなものを発見しました。
それは面積の比較です。
例えば、ピザのサイズは3段階あるとします。
Sサイズは直径x cmでa円だが、Mサイズは直径y cmでb円。
Sサイズ2枚買った方がお得か、
それともMサイズ1枚の方がお得か。
ここで初めて面積を計算して比較して、
数学が実生活で役に立つ場面に遭遇しました。
計算式ならば、(1/2・x)^2・π=aと(1/2・y)^2・π=bと2a□bで、
□の不等式を求める問題になります。
もっとも、生地の外縁のでっぱりやトッピングの種数は
正比例しないと言うので、面積だけでピザのお得さは計算できないとのこと。
ピザはちょっと難しそうですが、
こうした比較の問題はきっと実生活にて時々出現するかもしれないので、
機会があれば探し出してみてください。